いまだにゲームクリエイター養成系の専門学校からゲーム業界へ就職活動する学生

応募があれば開発の合間に新卒採用の選考もしています。大中小の様々な会社を経験してきて、今は中規模の会社にいます。まず大手の場合は専門卒の採用はほとんどないです。中途採用ならクリエイター職は学歴不問なんですが、新卒の場合は学歴が一番重要視されています。私個人としては全く学歴不問なんですが、確かに人間力みたいな質は断然違います。大手だと応募者数も数をこなす感じになるので、自然とまずは学歴フィルタするんでしょうね。

中小企業では専門卒から採用していますが

それで何が言いたいのか。大手ゲーム会社を諦めた学生が中小企業に応募してきます。なので今はそんな学生の履歴書を見ていることになります。まず作品ないと即落ち確定です。作品があってもみんな似たようなポートフォリオでキャラクタを描いているだけ、これでは選考に残るのは難しいです。キャラクタデザインはゲーム開発でもかなり限られた1部分です。ゲームだったら動いてなんぼでしょう。その辺の技術や興味が見えないと難しいです。絵を描きたいだけならゲーム開発じゃなくて漫画やイラストレーター系の会社に行くのが筋でしょう。

まるで昔の自分を見ているかのような気持ちになり、感慨深いものがあります。それでその応募者たちの出身校のHPを見てみると、ありましたゲームプランナー科・・・。そんな哀れな志望者の為に私の体験した事例を書いておきます。

私もゲーム専門卒です。しかもプランナー職志望の学生でした。2000年頃の話になりますが、当時からすでに大手は大卒のみ採用でした。これは入学した後に知ったことですが、事前に知っていたならもちろん大学に行ってましたよ。

就職率9割以上はウソだ、じゃなくて正確には卒業後に就職したものも含めてます

就職率9割と当時は謳われていましたが、実際のところ大学に行ってない時点で負け戦が確定しています。さらにプランナー志望という大問題があるので9割なわけないです。本当に潰しが利かないですよ。他の学科はプログラマだったらSIerとかにも就職出来ます。グラフィッカはアニメや映像系などにも行けます。でもプランナー志望はゴミくずです。

同期でゲーム業界に就職したやつが1人もいないのは当然ながら、他の会社で就職したやつすら1人もいませんでした。みんな無職になりました。その後は実家暮らしのやつはしばらく無職だったりもう一度別の学校に行きなおしたり、その他はゲームの全然関係のないバイト生活。田舎へ帰ったやつもいました。私は地方から上京して1人暮らしだったので生活費を稼ぐ為にとにかく即採用の職探しをしました。出来ることといえばPCを操作することぐらいだったので、簡単なPC作業で印刷物を量産する広告会社に就職できました。これで学校の就職率アップに貢献しています。無職のままでいられる恵まれた環境の人はそういませんから就職率9割になります。実際に卒業後に電話で就職したか調査されてました。

ゲーム業界でいうなら就職率0ですよ。卒業後を含めると、今の私が存在しているので正確には1割未満ですね。

ゲーム業界での職種のこと

  • 企画職(プランナー、ディレクター、プロデューサー)
  • プログラマ(エンジニア)
  • グラフィッカ(クリエイティブ、アーチストなど)

新卒で企画職は狭き門です。有名大学から入社してきます。プロジェクトオーナー・幹部候補です。間違っても専門学校から企画職を目指してはいけません。時間とお金の無駄です。

グラフィッカ志望は就職先はあると思いますが、他の職種に比べるとかなり待遇が低いです。名前が売れるかセカンドスキルで他の職種も絡めないとずっと収入低いままです。

そんな感じで、まずはプログラミングを勉強することを強くおすすめします。他の職種にも活かせるし、ゲーム業界を諦めても他業種にも行きやすいです。

まとめ

  • ゲームプランナー科には絶対に入学してはいけません
  • ゲーム業界志望なら、まずはプログラミングを勉強してください

また業界志望者に役立つ情報を発信していきたいと思います

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