ゲーム業界志望者にゲーム業界の構造や商流について説明したい

ちゃんと目指す先の業界研究してますか?私は学生時代に全然してませんでした。学校でも教えてくれなかったです。ということで、ゲーム業界志望の学生や新入社員なんかには、有用な内容かと思い、私の経験を発信しておきます。

有名ゲームのあの会社に就職して、あのゲームの続編を作りたい!

私もそんな夢をみていたことがありました。これは本当に狭き門です。またその会社に就職出来たからといってそのゲームに携われる可能性はほとんどないです。基本的に仕事は選べません。自ら仕事を選べるのは決定権を持つ人や、会社の社長など自ら事業を動かしている人です。何を作るのか、どんなゲームを作るのか決められるのは権限をもつ人やお金を出している人だけです。それからもっと別の理由もあります。これについては後述します。

まずひとつ言えることは、自由に作りたいなら個人や同人サークルで作ってください。仕事にしちゃダメです。

それでも私はあのゲームを作りました。世の中には不思議なこともあるもんですね。ただがむしゃらに業界の中で上を目指してきたら、そのチャンスが巡ってきました。だから夢を捨てろとは言いません。でも現実は見ましょうってことなんです。

それで表題の件について、そもそもそのゲームは本当にその会社が作っているんでしょうか。前述の私が作ったゲームについても守秘義務があるので何も言えないんですが、実際に私の名前はスタッフロールにも載っていません。

それは業界には発注元と開発会社という下請け構造があるからです。そして守秘義務契約というものがあり、ちゃんとした開発会社であれば全社員が誓約書にサインしています。また外注先の会社なども同様の契約を結びます。なので、こういう情報はほとんど世に出ることがありません。そのため実際のゲーム開発会社や開発スタッフは伏せられたままに、発注元のプロデューサーやディレクターなどの本来あまりゲーム開発には関わっていない人の名前がメディアなどに出てインタビューだけ受けているみたいなことが良くあります。もちろん本当にそのスタッフメンバーが作っている場合もあるんですが、そこの見極めはなかなか難しいです。技術的なことを語ってなかったらひとまず怪しいとでも思いましょう。

そしてゲーム業界志望者には、こういった業界の商流の中で、自分がどこに身を置くことになるのかを良く考えてみて欲しいです。ゲームを開発をしたいのか、ゲームという商材でビジネスがしたいのか、まったく目指す場所が異なっていることを考えてみてください。上流の会社に行くことが出来ればどちらでも選べる可能性があり、選択肢の幅が広がります。上流の会社とは、発注元となる大手の会社です。

ただ単純にゲームを開発したいというだけなら、中小のゲーム開発会社に入社すれば良いです。ただその場合は、有名タイトルの開発に関わっても、あまり大きな声では発信出来ないというジレンマが待っているかもしれません。

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